この作品「コネクション」により、ジャック・シュトッツェムの音楽的な幅広さが、まるで水平線の様に無限に広がっていることが明らかになった。彼のダイナミックスペクトルを理解するためのヒントは、「Zimmer 13」と「Une Part De Soi」を聴いてみて下さい。 1つ目は、バスリフがミュートされ、メロディーがかなりフレーズ化された重厚に流れるブルースの曲で、2つ目は、ナイロン弦により演奏された雄大に流れるバラードです。 彼は進化し続けています。すでに技術的には完成しています。彼が集中しているのは、彼の個人的な「声」やメッセージだけではありません。 ストッツェムは音楽の奥深くまで浸透し、ソロギタリストとしての才能を明らかにするだけでなく、音楽パートナーとの「コミュニケーション」能力にも優れているのです。「SéquenzesBleues」は、ハーモニカのティエリークロムメンとスライドギターのストッツェムの美しいデュエットです。また、ジャズギタリストのジャックピロットトンと一緒に演奏し、ベルのような浮遊するリフによりスチール弦のハーモニーを織り交ぜ、驚くほど熟練した伴奏者であることを示しています。 「コネクション」は、彼の評判をさらに高めるのは間違いないと言えるでしょう。

recorded: 1999
time: 48:12
Musicians: Jacques Stotzem: acoustic guitar Jacques Pirotton: electric guitar Thierry Crommen: harmonica

サウンドサンプルはこちら
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対応TAB譜：https://acousticjp.thebase.in/items/30917465