『抒情詩人』～ジャック・シュトッツェムは、洗練された個性的な演奏テクニックを持ち、正確なメロディーの為の繊細な感覚を、それにより表現している。フィンガースタイルのギタリストとしての彼の演奏は、常に絶妙の技で私たちを圧倒する。
静寂とダイナミック演奏部双方に、彼の精妙な感覚が息付き、リスナーへ直接語りかける。
アコースティックギター音楽の愛好者は、個性化された部分とその即座の変奏部に心を揺さぶられるであろう。
たおやかなバラードに、泥臭いブルース。
子鬼のようにいたずらで思わず微笑むラグの直後に、ジャジーで色鮮やかな熱情に満ちたハーモニーが追いかける。
これらすべてが、シュトッツェムの完璧な楽器演奏技術と、彼の楽天的なパーソナリティーによってひとつのアイデンティティを表現している。このベルギー人ギタリストの音楽は指紋の様に紛れも無く独創的なのだ。
彼の演奏仲間のラリー・コリエルは語る。
「彼が演奏するのは純粋な音楽だ。楽器はギターを使う。彼はそれを知り尽くしている。」
(Acoustic Music Records KATALOG2013より）

recorded: 2011
time: 43:12:00
Musicians: Jacques Stotzem: acoustic guitar

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