Claus Boesser-Ferrariは、ギタリストの間では異端児と言ってもいいかもしれない。
彼のこのアルバム「Ten」では、彼が正統派ギタリストであるところから、最も遠い所にいることが明らかになります。彼は、ジミ・ヘンドリックスからJJ Caleまでのポップとジャズのマイルストーンに、彼自身の粘り強い表現主義的なスタイルを与え、それらをエキサイティングに描いています。彼はテーマを完成させることさえせず、単にそれらをほのめかし、リスナーの耳に委ねたりすることもあります。
彼のオリジナル曲においては、バラードのようなワルツから刺激的な、名人のラテンのグルーヴにまで至りとても幅広いです。楽器を革新的に使用する、稀有な才能を持ったギタリストなのです。


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