「A Celtic Pilgrimage」は、アイルランドの雰囲気に満ち溢れたあるアルバムです。伝統音楽というよりは、20弦のハープギターで録音された彼のオリジナルの曲です。

ジョン・ドーンにとって、ケルトの島々はインスピレーションと熟考の場です。西側の断崖絶壁のある緑豊かな風景の中を旅する彼に同行し、「Farewell (さらば)」や「Wake - Waiting for the Dawn (海の顔を見つめる)」などの魅惑的な歌を聴くと不思議と気分が落ち着きます。 「Wake - Waiting for the Dawn (夜明けを待つ)」または「Resting Upon Jacob’s Pillow」は、優雅なケルト風にアレンジされた素晴らしくムードがある曲です。ハープギターの素晴らしい音色はそして幾度となくリスナーを感動させます。ジョンは20本の弦を巧みに操り、音を帆走させて舞い上がらせ、低音部分とのホバリング共鳴が楽器に特別な魅力を与えます。このCDはどことなく神聖なものを感じさせ、それはアイルランド音楽の感情の側面と感情の深さに焦点を当ているからでしょう。
ジョン・ドーンは繊細でロマンチックな巡礼者であり、献身的に物語を語っています。

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